陰日向に咲く 愛蔵版(2DVD+CD)

陰日向に咲く 愛蔵版(2DVD+CD)

改めて感想を。かなり原作を忠実に映像化していて、特に気に入っていたアイドルオタクの話もちゃんと加えられていてうれしかった。しかもドロ子までまんまリアルに映像化されているなんて感動!オタク役が塚本君というのも個人的にツボ。ああいうギャル男ファッションの秋葉君って結構いるのよね。
イベント会場でケータイを取り出して「みんなまだ?」のエピソードも、彼の優しさにうるっとした。こんな風にしか愛情を表現できない不器用なカレだけど、でも最後まで貫き通す彼なりの”愛”、私は大好き。こんな風に思われたら嬉しいなあ。
岡田君のエピソードは原作と同じく涙なしじゃ見られない。私、思った以上に号泣。ここまで号泣した映画ってないかも。。。
前半よりも後半にかけてどんどん良くなっていく映画で、小物の使い方や撮り方が綺麗だったな。
原作との違いは雰囲気ぐらい。原作はひとりさん独特のオタクっぽい細かな人間描写が特徴的だけど、個人的には小説としてひとりさんの濃いぃ感じの文章が好きだったので、ぜひまた何か小説書いてほしいな。