結婚=扶養

二十代後半に差し掛かった現在、昔あこがれていたはずの結婚に、恐怖を感じる今日このごろ。その恐怖はいったい何なのか自分でもはっきりわからなかったけれど、自由を奪われるのが怖いのだと思う。別に遊びまくりたいとか、そういう表面的なことではなく、『男あっての生活』になるのが怖い。
昨日見た「ウェイトレス」で「俺の稼いだ金で生活して、俺の金で好きな服を買って、なに不自由させていない」というモラ夫の発言の通り、男の金で食べていく肩身の狭さが恐怖でならない。夫の金でご飯を食べて、夫のお金で「これ買ってもいい?」と機嫌を伺い、生活の不安があるから言いたいことも言えず、不満があっても別れられない。自分ひとりの身なら何とかなるけれど、子供が居たらどうなるだろう・・・。ということを考えると将来が怖すぎる。多少孤独でも一人で居た方が気楽だなーと思ってしまう。
まぁ、相手もいないから今考え込む話じゃないんだけど。父親がいない家庭だったから男に頼ることになれてないのかもなぁ。元恋人は病気でお金も無かったからそういう心配がなかったけれど、食事おごってくれたりモノ買ってもらってくれる相手だったら自己嫌悪が募ると同時に、男に型ではめられる感覚が日々たまっていたんだろうなぁと今更ながら思ったりする。