うつ病とアルツハイマー病
- 出版社/メーカー: 東映
- 発売日: 2006/10/21
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劇中でも若年性アルツハイマー病の症状をうつ病と混同してしまいがち、と言っていたけど確かにパニックに陥る渡辺謙は恋人君そのものだった。凄い。演技上手いのねと、当たり前なんだけど驚いた。
結局は同じ『脳の病気』だから、記憶の欠如、方向感覚の欠如、等の症状が表れるんだろうな。恋人君も一番酷いときは自分が何処にいるのか、どこに向かえばいいのか、自分ん家の駐車場にすら車を止めることが出来ないという時期があったから。
で、映画の作りとしては、20年前の邦画っぽいレトロな感じで*1、初期のころの「世にも奇妙な物語」?みたいなかんじ。好き嫌い別れるかも。堤幸彦監督はこういうジトジト感、独特の湿気感があるんだよなぁ・・・。*2