愛の療法
- 作者: 宗像恒次
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2005/04
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
(うつ病は扁桃体の興奮が原因)
これの本は良い。
支える側にいる人には是非読んで欲しい一冊。
メンタル部分だけの改善法だけではなく、脳はどういうものかといった視点から
心への作用がかかれていてとても分かりやすい。
人間の心は人それぞれで「必ず」がない分、
科学的に理論づけて書かれているところがとても納得できた。
幼い頃のトラウマによってうつ病になった人にはとても参考になる。
胎内にいる環境から遡って理論づけられているところには驚いた。
でも、妊娠中の妊婦さんの精神状態がとても大事だとよく耳にするから
コレに書かれてることはあながち間違いじゃないのかなと思う。
「愛する脳」と「愛される脳」が別の部分にあり
「他人を愛する脳」と「自分を愛する脳」が同じ部分というのは納得。
愛を沢山与えられたからといって、他人を愛せる人間になれるとも限らない。
だけど、自分を愛せない人間が他人を愛せるわけがない。
この著者の本をもっと読んでみたいな。