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- 作者: 絲山秋子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/02/10
- メディア: 単行本
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何ていうか、タバコを吸っても嫌味の無いような女性。
「イッツ・オンリー・トーク」は私にはちょっと謎な話だった。
「第七障害」は自分好みの話だった。
やっぱ動物モノには弱いのかなぁ・・(笑)
出てくる人物も可愛くて好感持てた。
元彼の妹は友人に似てたなぁ。無邪気で他人を気にしないところが。
でも全部自分のために化粧をして、自分のためにお金を使うってところは私みたいだなぁと思った。
私もcancam読んだりしてるけど*1
別に男の為にオシャレや化粧をするわけじゃなくて、
全部自分の為で、自分のボルテージだったり、テンションを上げるために
自分を作り上げて気合を入れるってところがある。
だから、モテないんだよなー(笑)
「全く、ぜんぜんもてない」と妹も言ってたけど、客観視すると何となく理由がわかるな。
人の為におしゃれするぐらいの子の方が確かに可愛げがあるかも。
お菓子職人の男の子も可愛いな。
ああいったなついてくる男の子は可愛い。
というか、ちょっと身長が小さいぐらいの男の方が私は好きだったりする。
「イッツ−」は都会の排気ガス、「第七−」は田舎の澄んだ空気。そんな雰囲気。
- 作者: 太宰治
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/01
- メディア: 文庫
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中学生のころ「おたんこナース」の影響で*2一度全集を読んだんだけど
その頃よりも読みやすいと思った。(単に年とったからか・・??)
文体が、嶽本野ばらにソックリじゃない??
勿論、逆なんだろうけど。
まぁ、誰しもある程度自分を偽って、鎧を着て他人と接するものだと思う。
それが過剰であるが故に生涯生きにくかったっていう話だよね。
主人公が堕落しすぎてて共感は出来なかった。
最後のあたりはペラペラーと流し見で返却。
しかし、どうして男は処女が好きなんだ!?と思った。