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袋小路の男

袋小路の男

中々いい物を読んだ。以前ブランチか何かで書評されていてその内容は全く覚えてなかったけど図書館で何気に借りてみた。「純愛」とは思わないけど、リアルというか、「非恋愛体質」の私はこういった男女関係についつい陥りがちで、非常に真実味というか、ある種、理想かと思った。お互いの「意味不明人」っぷりな心理描写がよく描かれてたと思う。普通の「恋愛体質」の人だったら「あんた、どうしたいわけ？？」とか思ってしまいそうだけど、本人達は、こういう関係で満足してるんだよね。返却期限が過ぎていたので速読＆一度読みだったので、もう一度落ちついて読みたい。