脱落

鳥はみずからの力だけでは飛べない

鳥はみずからの力だけでは飛べない

ランディさんの友人の引きこもりの息子に宛てた手紙風エッセイ。引きこもりの少年へランディさんが自分の学生時代の話などを織り交ぜながら喋っているかのように綴られているのですが、読むにつれて何だか暑苦しい、お腹いっぱい、うっとおしいと思って本を閉じた。
引きこもりでもない私にタラタラと自分のことを話さなくていいから、みたいな。それかもしくは自分が引きこもりの少年になったような感覚になったんだろうか。たぶん引きこもりの子も積極的に自分に接してくる人間に対して最初は「ウザい」って感じるんだろうなぁ。
そういえば、「オーラの泉」で今一番必要なのは「自分に感心を持ってくれる”ウザい人”」なんて言ってたなぁ。
私には必要なさそうな内容だったので、返却してしまいました。